福井県史 年表                                        


507- 701- 751- 801- 851- 901- 951- 1001- 1051- 1101- 1151- 1201- 1251- 1301- 1351-
1401- 1421- 1441- 1461- 1481- 1501- 1521- 1541- 1561- 1581- 1601- 1621- 1641- 1661- 1681-
1701- 1721- 1741- 1761- 1781- 1801- 1821- 1841- 1851- 1861- 1871- 1881- 1891- 1901- 1911-
1921-
1931- 1941- 1946- 1951- 1956- 1961- 1966- 1971- 1976- 1981- 1986- 1991-  【凡例】


西暦 和暦 事項
701 大宝1 6 1 道君首名に僧尼令を大安寺で説明させる〔続日本紀〕.
701 大宝1 8 3 大宝律令完成.
701 大宝1 8 21 越前国など17か国に蝗・風害あり,家屋・作物に被害〔続日本紀〕.
702 大宝2 1 7 気比社の津村宮柱神殿天倉・門屋・垣など建造と伝える〔気比宮社記〕.
702 大宝2 8 4 足仲彦(仲衷)天皇と皇后気長足姫(神功皇后)を笥飯(気比)神宮に勧請と伝える〔気比宮社記〕.
702 大宝2

この年宮柱を建てたと伝える〔気比宮社記〕./敦賀郡大領角鹿小海の敷地に気比神遷坐と伝える〔気比宮社記〕./泰澄,鎮護国家の法師になったと伝える〔泰澄和尚伝〕./能登島から小沙弥が来て泰澄に仕え,臥行者と呼ばれたと伝える〔泰澄和尚伝〕.
703 大宝3 1 2 七道に使者を派遣し,政績を巡省.寃枉(不正)を申理させる.北陸道には高向大足を派遣〔続日本紀〕.
703 大宝3

この年気比社の常宮造立と伝える〔気比宮社記〕.
704 慶雲1 4 9 鍛冶司に諸国の印を作らせる.
705 慶雲2 4 11 三品刑部親王に越前の野100町を与える〔続日本紀〕.
705 慶雲2 9 26 越前国,赤烏を献上.祥瑞として授位・免税など行う〔続日本紀〕.
706 慶雲3 8 3 越前国の山火事やまず.使を派遣して部内の神に奉幣〔続日本紀〕.
707 慶雲4 2 25 高志村君に従五位下を授ける〔続日本紀〕.
708 和銅1 3 13 高志村君を越前守に任じる〔続日本紀〕.
708 和銅1 3 22 大宰帥・三関国守らに初めて仗を与える.三関国守には2人〔続日本紀〕.
708 和銅1 5 11 銀銭和銅開珎を用いる.
708 和銅1 8 10 銅銭和銅開珎を用いる.
708 和銅1

この年山背(山城)国愛宕郡の戸主川造石弓の戸口3人,越前国へ逃亡〔大1-505〕.
709 和銅2 3 5 越前・越中など7か国から兵を徴発して陸奥・越後両国の蝦夷を制圧させる〔続日本紀〕.
709 和銅2 7 1 蝦夷制圧のため,諸国に命じて兵器を出羽柵に運送させる〔続日本紀〕.
709 和銅2 7 13 越前・越中・越後・佐渡の4か国に,船100艘を征狄所に送らせる〔続日本紀〕.
709 和銅2 9 26 越前など10か国の兵士で50日以上の征役を経たものに1年の免税措置をとる〔続日本紀〕.
709 和銅2

この年山背国愛宕郡の秦人広幡土方,越前国へ逃亡〔大1-505〕.
710 和銅3 3 10 平城京に遷都.
710 和銅3

この年山背国愛宕郡の戸主秦倉人安麻呂と戸主秦人広幡真君の戸口計3人,越前国へ逃亡〔大1-505〕.
711 和銅4 10 23 位禄を銭となどで支給し,蓄銭叙位の法を定め,私鋳銭を厳禁.
711 和銅4

この年山背国愛宕郡の出雲臣族孫売,越前国加賀郡へ逃亡〔大1-505〕.
712 和銅5 1 28 太安万侶,『古事記』を選上.
712 和銅5 7 15 越前など21か国に初めて綾錦を織らせる〔続日本紀〕.
712 和銅5 9 19 道首名を遣新羅大使に任じる〔続日本紀〕.
712 和銅5 9 29 三関国の人を帳内・資人に取ることを禁じる〔続日本紀〕.
712 和銅5

この年山背国愛宕郡の戸主錦部袮麻呂と戸主秦人広幡真君の戸口計6人,越前国へ逃亡〔大1-505〕./出羽からの官米を運ぶ船の船頭の神部浄定,泰澄に帰依したと伝える〔泰澄和尚伝〕.
713 和銅6 5 2 諸国の郡郷名に好き字をあて,物産,山川原野の名号の由来,旧聞異事などを記した風土記選進の命が下される.
713 和銅6 5 11 若狭国に樊石を進献させる〔続日本紀〕.
713 和銅6 8 10 道首名,新羅から帰る〔続日本紀〕.
713 和銅6 8 26 道首名を筑後守に任じる〔続日本紀〕.
713 和銅6

この年勅により「角鹿」を「敦賀」と改めたと伝える〔気比宮社記〕.
714 和銅7


715 霊亀1 5 25 越前など5か国,飢饉により賑貸〔続日本紀〕.
715 霊亀1

この年藤原武智麻呂,気比神の夢告により越前国に気比神宮寺を建立〔藤原武智麻呂伝〕.
716 霊亀2 9 23 越前など4か国の百姓各100戸を出羽国に配することにする〔続日本紀〕.
716 霊亀2

この年泰澄,貴女(白山神)の夢告をうけたと伝える〔泰澄和尚伝〕.
717 養老1 2 26 越前など4か国の百姓各100戸を出羽柵戸に配する〔続日本紀〕.
717 養老1 4 1 泰澄,白山麓の隅笞川東伊野原に来宿,東の林泉で伊弉諾(伊弉冊ヵ)尊を感得(この後,白山天嶺の禅定で十一面観音が現われ,さらに左右の孤峰で神を感得し,そこに居住し苦行した)と伝える〔泰澄和尚伝〕.
717 養老1 9 11 元正天皇,美濃国を訪問〔続日本紀〕.
717 養老1 9 18 東海道は相模以西,東山道は信濃以西,北陸道は越中以西の諸国司ら,美濃の行在所に来て,風俗の雑伎を奏する〔続日本紀〕.
718 養老2 4 11 道首名,死去〔続日本紀〕.
718 養老2 5 2 越前国の羽咋・能登・鳳至・珠洲4郡を割いて,初めて能登国を置く〔続日本紀〕.
718 養老2 5 11 三関国および大宰・陸奥などの国司が仗に白丁を取ることを禁じる〔続日本紀〕.
719 養老3 7 9 東海・東山・北陸道の民200戸を出羽柵に配する〔続日本紀〕.
719 養老3 7 13 初めて按察使を置き,越前国守正五位下多治比広成が能登・越中・越後の3国を管轄する〔続日本紀〕.
719 養老3 10 14 諸国の軍団・兵士数を削減するが,志摩・若狭・淡路の3か国の兵士は廃止〔続日本紀〕.
720 養老4 5 21 舎人親王ら,『日本書紀』30巻系図1巻を成し,奏上.
720 養老4 11 26 越前国などの6か国の征卒および廝馬従などの調庸ならびに房戸の租を免じる〔続日本紀〕.
721 養老5 8 19 佐渡を越前の按察使に管轄させる〔続日本紀〕.
721 養老5 12 7 元正天皇死去により,三関を固守させる〔続日本紀〕.
722 養老6 8 29 若狭・越前などの19か国の国司が使となり入京する際,初めて駅馬の使用を許す〔続日本紀〕.
722 養老6

この秋7・8月に元正天皇病気.勅命で泰澄上京し,元正天皇の病気を直して護持僧となり,禅師位を与えられ神融禅師と名のったと伝える〔泰澄和尚伝〕.
722 養老6 9 22 越前などの8か国に初めて調銭を納めさせる〔続日本紀〕.
723 養老7 4 17 三世一身の法を定め,田地開墾を奨励.
723 養老7

この年興福寺内に施薬院・悲田院を建てる際に越前国の稲13万束を施入〔扶桑略記〕.
724 神亀1 3 1 配流の遠近を定める.越前は近流の地とする〔続日本紀〕.
725 神亀2 7 17 国家平安のため,諸寺に金光明経または最勝王経を読ませる.・この年泰澄,白山に参詣した行基と会ったと伝える〔泰澄和尚伝〕.
726 神亀3 8 30 若狭・越前など12か国の新任国司には,赴任する日に,伝符は給さず食を給することとする〔続日本紀〕.
726 神亀3

この年参議藤原房前,授刀長官となり近江若狭按察使を兼任〔公卿補任〕.
727 神亀4

この年参議藤原房前,兼近江若狭按察使とみえる〔公卿補任〕.
728 神亀5 3 28 罪を犯した資人は,決杖の後本色に還すが,三関国などから補充することを禁じる〔続日本紀〕.
729 天平1 2 10 長屋王の変により三関を固守〔続日本紀〕.
729 天平1 8 5 陸奥鎮守の兵と三関の兵士は,3等に分け勇猛ぶり・姓名・年紀・居貫・軍役年数など記録して上奏させる〔続日本紀〕.
730 天平2

この年越前の某郡の戸数1019戸(房戸ヵ)のうち920戸が等外戸で義倉用の粟を納めず〔大1-424〕.
731 天平3 2 26 この日付で越前国の天平2年度大税の収支決算を中央に報告〔大1-428〕.
731 天平3 7 26 国判により,越前国丹生郡岡本郷戸主佐味入麻呂に丹生郡椿原村の墾田を給する〔大18の2-186〕.
731 天平3 12 10 気比神に従三位料として封200戸を与える〔新抄格勅符抄〕.
732 天平4 10 3 造客館司を初めて設置〔続日本紀〕.
732 天平4

この年検舶使や官符逓送使が越前国に来る〔大1-461〕.
733 天平5 1 1 越前国より白烏を献上〔続日本紀〕.
733 天平5 (3) 6 この日付で越前国の天平4年度郡稲の収支決算を中央に報告〔大1-461〕.
733 天平5

この年山背国愛宕郡某郷計帳が作成される〔大1-505〕.
734 天平6 7 13 筑紫大宰府が越前国へあてた7月2日付の符が出雲国へ到る〔大1-586〕.
734 天平6

この年検税使算計法で北陸道は2800寸をもって石法とする〔延暦交替式〕.
735 天平7 5
品治部依麻呂,越前国江沼郡山背郷から逃亡〔大2-273〕.
736 天平8

この年泰澄,玄に会い十一面経を与えられたと伝える〔泰澄和尚伝〕.
737 天平9 4
酒人部足国,越前国江沼郡山背郷から逃亡〔大2-273〕.
737 天平9 5
江沼臣族色取,越前国江沼郡山背郷から逃亡〔大2-273〕.
737 天平9 7 5 大倭(大和)・伊豆・若狭の3か国の飢疫の百姓に賑給〔続日本紀〕.
737 天平9

この年春,筑紫より疱瘡起こり,夏秋,全国に蔓延し多数死亡〔続日本紀〕./泰澄,流行した疱瘡を鎮め,大和尚位を与えられ泰澄と名のったと伝える〔泰澄和尚伝〕.
738 天平10 1 13 阿倍内親王を皇太子とする.
738 天平10 10 25 巡察使を七道に派遣〔続日本紀〕.
739 天平11 5 25 三関・辺要地を除く諸国の兵士を停止.
740 天平12 6 15 この日大赦があるが,これ以前に越前国に配流となった中臣宅守は赦されず〔続日本紀〕.
740 天平12 9 3 藤原広嗣挙兵.大野東人を大将軍として討伐に向かわせる.
740 天平12

この年越前国江沼郡山背郷計帳が作成される〔大2-273〕.
741 天平13 2 14 諸国に国分寺・国分尼寺建立の詔を出す.
742 天平14 2 14 聖武天皇,金字金光明最勝王経を諸国の塔ごとに安置させる.
743 天平15 5 27 墾田永年私財法で位階に応じた墾田私有を容認.
743 天平15 10 15 金銅盧舎那仏(大仏)造立の詔.
743 天平15 10 16 東海・東山・北陸道の25か国に,調庸物を紫香楽宮に貢進させる〔続日本紀〕.
744 天平16 9 15 巡察使を畿内七道に派遣.従五位下石川東人を北陸道の巡察使に任じる〔続日本紀〕.
744 天平16

この年越前国足羽郡野田郷戸主額田国依が溝を掘り開く〔大18の2-170〕./東大寺田使が寺家田のために国依が開いた溝口をさらに広くする〔大18の2-170〕.
745 天平17 9 18 従五位上佐味虫麻呂を越前守に任じる〔続日本紀〕.
745 天平17 9 21 越前国敦賀郡与祥郷の大神黒麻呂,東大寺に貢進される〔大25-81〕.
746 天平18 4 5 諸道鎮撫使を任じる.中納言従三位巨勢奈弖麻呂に北陸山陰両道の鎮撫使を兼任させる〔続日本紀〕.
746 天平18 6 21 従五位下藤原宿奈麻呂(良継)を越前守に任じる〔続日本紀〕.
746 天平18 9 14 従五位下大伴駿河麻呂を越前守に任じる〔続日本紀〕.
747 天平19 9 21 金光明寺に食封1000戸をあてる勅のなかに越前国丹生郡の50戸あり〔東大寺要録〕.
747 天平19 11 4 従五位上茨田王を越前守に任じる〔続日本紀〕.
748 天平20 11 11 西海に異賊来襲.夜敦賀で地震あり,久志川浜辺に数千の緑松が出現し,白鷺が樹上に群集し,賊船は悉く沈没する.この奇瑞により,宮社造営の宣旨ありと伝える〔気比宮社記〕.
749 天平感宝1 4 1 聖武天皇,東大寺に向かい,諸寺に墾田地を施入する詔を出す.それにより興福寺は越前国丹生・大野・坂井郡の田地601町9段158歩を領得.東大寺も墾田占定へ動き出す〔続日本紀,三代実録〕.
749 天平感宝1 5
東大寺野占使が4月1日詔により越前国足羽郡内で栗川荘となる野地を占定〔大18の2-168〕.
749 天平感宝1 (5) 4 越前国司が4月1日詔により東大寺のために寺田を占定〔大18の2-186〕.
749 天平感宝1 8 14 越前国足羽郡司が,先に東大寺が占定した栗川荘田8段を別鷹山の父豊足に判給〔大18の2-168〕.
750 天平勝宝2 2 23 東大寺に封戸3500戸をまして5000戸とする〔続日本紀〕.