福井県文書館企画展示2009 
すごろく展


パンフレットpdfファイル:1731KB
平成21年11月27日(金)平成22年1月27日(水)
*終了しました。
文書館閲覧室


今年度 、当館へ坪田仁兵衛家から、
明治・大正時代を中心とする多数のすごろくが寄託されました。

その中の一つ、「福井県実業家案内すご録」は、輸出向け羽二重織物業が躍進していた
明治後半の県下の有力実業家を紹介したものです。
ほかにも、今でも変わらず楽しめる子ども向けのすごろくから、
戦争での勝利を願うもの、
現代とは全く異なる女性のあるべき姿を説くものまで、幅広いジャンルのすごろく
お楽しみください。

ふくいゆるキャラすごろく対決 平成22年1月9日(土)*終了しました。
ちっちゃいすごろく子どもたちの正月遊び  12月25日(金)-1月27日(水) 原本展示
『帝都復興少女双六』 
1923年(大正12) 12月5日 雑誌『少女』付録
関東大震災から間もない時期に発行された雑誌『少女』復興記念号付録。
「地震」・「洪水」・「空の恐怖(敵国飛行機襲来)」・「火事」をふりだしに、
新しい科学の力によって復興をとげた帝都(東京)の姿が上りとなっています。
        勝見宗左衛門家文書(当館蔵) B0037-00658



『勇壮大激戦絵巻双六』 
1938年(昭和13)1月1日 『せうがく(小学)3年生』付録
日清戦争の黄海の戦いをふりだしに、日露戦争での日本海海戦、第一次世界大戦での青島攻撃、満州事変、
上海事変を経て昭和12年から始まる日中戦争に至るまでを描いた双六。
坪田仁兵衛家文書(当館寄託) C0005-01231


『家庭教育 世界一周すごろく』
大正15年(1926)1月1日 『大阪毎日新聞』付録
        坪田仁兵衛家文書(当館寄託) C0005-01234

『火星国探険競争双六』
昭和2年(1927)1月1日 『少年倶楽部』付録
 飯田広助家文書(当館寄託) G0024

*これらはいずれも著作物です。来館のうえご覧ください。
ちっちゃいすごろくふくいの実業家すごろく  11月27日(金)-12月23日(休) 原本展示
「福井県実業家案内すご録」
「福井県実業家案内すご録」  拡大版はこちら
1904年(明治37)1月1日 『北陸朝報』第565号附録 坪田仁兵衛家文書C0005-01237

福井県下の商店や会社203か所を絵入りで紹介したすごろくです。
この時期、県下は嶺北地方を中心に輸出向け羽二重織物の全国有数の産地であり、
羽二重は生糸・綿糸につぐ日本の外貨獲得商品でした。


角野回漕部(敦賀) 金波楼(鯖江) 堀越商会福井出張所(福井)
メーソン商会(福井) 黒川練工場(福井)
勝木写真館(福井) 山田屋呉服店(福井)
大岡運送店・万司大岡商店・毛利電話取扱所 長清商店(敦賀)
野村九左衛門(福井)
九十二銀行(福井)
百三十銀行福井支店(福井)

下絵は、あの菱川師福?!
すごろくの予告記事 『北陸朝報』1903年11月13日
すごろくの予告 『北陸朝報』1903年11月13日 橋本茂兵衛家文書C0033-00021

現在確認されている『北陸朝報』は、わずかに2日分のみですが、
幸いなことに、そのなかにすごろくの予告記事がありました。

この記事によれば、紙面2枚大の光沢紙に石版5度刷で印刷し、
下絵は当時すでに地元でその名が知られていた菱川師福(1845-1941)
*
に依頼する予定であると書かれています。
掲載料は2寸(約6cm)四方で10円、デザインは希望に応じるとされ、
「愛読諸君の喝采を博する丈(だけ)の成算既に定まり居れる」
「斯(かか)る最良の広告を冷眼に看過せらるゝ実業家は二十世紀の実業家たる資格無き者也」
と言い放っていました。

申込所に名を連ねた毛利政八郎は、
すごろくの左下欄外の企画者3人のうちの1人であり、福井市佐佳枝下町の毛利薬舗の縁者と思われます。
企画者のうち大村百蔵(紀山)は、『北陸朝報』の主筆でした。

  *ひしかわもろよし 「馬威図屏風」などで知られる福井市在住の絵師。

 この他、越前市粟田部地区の店舗を紹介した「繁昌商店双六」1935年、 
 越前市街の店舗を掲載した 「福壽繁栄すごろく」1937年(いずれも福井県立歴史博物館蔵)
を展示
。 このほかのすごろくはこちら

すごろく展パンフレットpdf:1731KB
ポスターpdf:455KB

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