福井県文書館企画展示2010

知られざる幕末維新 福井藩士の記録

パンフレットpdfファイル:3,337KB
平成22年10月29日(金)12月23日(祝)
*終了しました
文書館閲覧室


幕末維新期の福井藩士は、
国政に奔走した松平春嶽(慶永)の事績をあきらかにするために
『昨夢(さくむ)紀事』『再夢(さいむ)紀事』『続再夢紀事』などの記録を残しました。
これらは、いずれも同時代の書簡や日記に基づいた信頼性の高いものであり、
現在でも維新を知る基本資料となっています。
しかし、このほかの記録の中にも、これらを補い、
新たな事実を教えてくれるものは少なくありません。
こうした福井藩士の知られざる未刊行資料5点を紹介しています。

ケース内の資料を替えました。11/25〜 「遺愛帖」と「御用日記」

11/24〜原本展示 「遺愛帖」
 大家紹嘉家文書(当館寄託)X0148-00001
「遺愛帖」乾
 X0148-00001
      ,00002
半井仲庵(藩医、在江戸) 詳しくはこちら
パネル展示 復元 
 
「枢密備忘」
 筆者は春嶽の第一の近臣中根雪江(せっこう)。現在では所在がわからなくなってしまった幻の記録です。今回、東大史料編纂所維新史料綱要データベースを利用して「大日本維新史料稿本」に分散して採録されている写しから、文久2年12月の部分を復元してみました。
ここからは12月5日、江戸常盤橋邸での春嶽と龍馬の出会いに先立って、前日には面会願が出されていたこと、15日には横浜探索に功があった近藤長次郎(勝海舟門生)に対して10両が渡されたことなどがわかります。 詳しくは、こちら。
〜11/23原本展示 「上京中日記」

 国立国会図書館蔵
「上京中日記」 15日(文久3年6月)に 藩邸にやってきた龍馬が いってたことを、書きとめ たんだ。
               青山小三郎(藩士、在京都) 
「上京中日記」は、文久3年(1863)6月から9月にかけて、京都にあって他藩との応接にあたった福井藩士青山小三郎が記した日記です。勝海舟の代理として龍馬が提供した情報が、その語り口を想像させる臨場感のあることばで書きとめられています。 たとえば、こんな具合。
〜11/23原本展示 「風説書」

松平文庫 
福井県立図書館保管
*デジタルアーカイブ
 風説書 はこちら
「風説書」
     関 義臣(在江戸)
元治元年(一八六四)暮れ、突然の江戸召喚により軍艦奉行を罷免された勝海舟を訪れて、先に幕府に売り渡した福井藩の蒸気船黒龍丸の売渡金をめぐって、勝に余計な疑惑がかからないよう相談した際の報告書です。 関の報告は、こちら。
11/24〜原本展示 側向頭取
「御用日記」


松平文庫 
福井県立図書館保管

*デジタルアーカイブ
 御側向頭取御用日記 はこちら
「御用日記」 「御用日記」
  松平春嶽(前福井藩主)

春嶽の日常にかかわる側向(そばむき)では側締役(そばしまりやく)に次ぐ重職であった側向頭取が交替で認めた執務日記。
1859年(安政6)〜68年(明治元)の10年間にわたる春嶽分の16冊。


 「知られざる幕末維新 福井藩士の記録」人物相関図


青山小三郎関係文書の展示風景
青山小三郎の在京応接記録 「在京中日記」(手前)と青山あて勝海舟書状(奥)

松平文庫「風説書」の展示風景
関義臣の探索記録 「風説書」


展示資料のカラー複製本
「遺愛帖」「風説書」「御用日記」は、カラー複製本で閲覧できます。
知られざる幕末維新 福井藩士の記録 パンフレットpdf:3337KB
ポスターpdf:174KB

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残りの500両について、勝先生には 国もとでは、返済のあてなんか していない、っていったんだ。
起床の時刻、体調、食事の場所や 来訪者とそのもてなし方、手紙の 発着や贈答の記録、入浴から 就寝時刻まで、 なんでも書きつけておるのぅ。