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「福井藩士の住宅地図」 ![]() 平成19年7月1日(日)〜7月25日(水) 当館に寄贈された『戊午屋舗絵図(福井藩家中屋敷絵図)』は、安政年間に作成された福井城下の武家地の住宅地図で、 形態・大きさから携帯用として利用されたと思われる珍しい図を展示しました。 この図では城下周辺部の武家地が省略されており、また、携帯用という制約上、方角・距離(面積)なども歪められており、 伝存する他の大きな城下絵図と比べると、決して立派なものとはいえません。 しかし、福井藩が全国的な活動をみせた幕末期の城下絵図で、手軽に利用できるものがこれまでなかったことを考えると、 本図の利用価値は高いといえます。 ところで、武家の屋敷地や建物は殿様(藩)から借用したもので、 家格・役職などによってその広さなども異なっており、人事異動などにともなう転宅が頻繁に行われました。 このため、藩では各屋敷ごとに台帳を作成し、位置を示す付図とともに管理していました。 この台帳は、現在松平文庫に架蔵されています。 残念ながら付図の大部分が散逸していますが、 その分をこの『戊午屋舗絵図』などで補うことで、 幕末福井の藩士の住宅地図を復元することが可能となりました。 ![]() [拡大図;463KB] 『戊午屋舗絵図』には、武家屋敷が10地域にまとめて記載されています。 折本という形態上の制約から歪められてわかりずらい面がありますので、 上の図では、現代の道路網をかぶせて示しました。 1 下馬御門前 2 大名小路(木蔵・土居ノ内) 3 三ノ丸より中ノ馬場 4 上ノ橋(東光寺町・小道具町) 5 毛屋 6 神明前 7 松原 8 江戸町(御使番町) 9 中ノ馬場御門外 10 新屋敷 ポスターpdf:104KB |
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