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今月のアーカイブ

 Archive of the Month


平成20年12月展示
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「古文書に親しもう 3−かなをたよりに読む」
平成20年11月28日(金)〜12月27日(土)

文書館閲覧室 *終了しました。

当館が収蔵している資料のうち、古文書入門講座で活用している和書を取り上げ、
ふりがなを手がかりに古文書を読んでみようという企画です。和書20点を展示し、パネルで解説しました。

展示資料(表紙)
(左から)『群玉百人一首宝箱 全』1713年(正徳3) 桜井市兵衛家文書 N0055-00922
『普救類方』1729年(享保14) 桜井市兵衛家文書 N0055-00833
『算法指南車 全』1795年(寛政7) 桜井市兵衛家文書 N0055-00922
『小学読本』1884年(明治17) 山内秋郎家文書 


 『群玉百人一首宝箱 全』より
群玉百人一首宝箱 全』
正徳3年(1713)に刊行された女子用の往来刊本(教科書)。
「百人一首」は女子の教養に必要な知識の一部として重視され、多様な「百人一首」が刊行されていました。


【読み方】
中納言(ちうなごん)家持(やかもち)
鵲(かささぎ)のわたせる
はしに
をく霜(しも)の
しろきをミれハ
夜(よ)ぞ更(ふけ)にける

安陪(あべの)仲(なか)麿(まろ)
あまの原(はら)
ふりさけ
ミれバ
かすがなる
みかさの山(やま)に
出し(いでし)月かも


黄連 『普救類方』より
『普救類方 巻之一下〜巻之六』
 江戸小石川養生所の医師林良適と、幕府の医官丹羽正伯が編さんし、
享保14年(1729)に幕府によって広く民衆のために刊行された医学書。

【読み方】
黄連(わうれん)
此草二種(しゆ)あり、何(いづ)れも苗(なへ)の長さ六七寸、一種ハ
葉菊葉(はきくのは)に似(に)て細小(こまか)なり、一種ハ石長生(はこねぐさ)の葉
に似て小く、何れも春の内黄色(きいろ)なる小き花を
ひらき、細なる実(み)を結(むす)ぶ、冬の内葉しぼまず、根(ね)
の形(かたち)鷹(たか)の爪(つめ)に似て、濃(こ)き黄色に堅(かた)きハ上品(ひん)也、
色薄く中空なるハ下品なり、六七
月根をとり、鬚(ひげ)を去、きざミ用ゆ、病(やまい)
により製法(せいほふ)多し

防風 『普救類方』より

【読み方】
防風(ばうふう) 和名 やまにんじん ふでばうふう
二月に苗(なへ)を出す、高さ一二尺、葉(は)ハ胡蘿蔔(やぶにんじん)
の葉(は)に似(に)て、五六月細(こまか)なる白き花をひらき、
蛇床子(やぶじらミ)のごとき実(み)を結(むす)ぶ、根(ね)ハ人参(にんじん)に似て太(ふと)
く長し、茎付(くきつき)の所に筆(ふで)の毛(け)のごとくなる鬚(ひげ)
多し、石防風ハ同じ類(るい)にて、草の形(なり)小く
根(ね)やせてかたく又(また)多し、下品(ひん)なり、九月に
根(ね)をとり、刻(きざ)ミ、炙(あぶ)り用ゆ

ポスターpdf:247KB

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